安芸・室戸岬周辺の観光スポット2 室戸のホエールウォッチングなど

中岡慎太郎像(高知県室戸市室戸岬町)
乱礁遊歩道の入口に立つ像。現在の安芸郡北川村に生まれた慎太郎は、陸援隊隊長として幕末に活躍した尊攘[そんじょう]の志士。1867年(慶応3)11月15日、海援隊隊長の坂本龍馬と共に、京都の近江屋で暗殺された。このとき慎太郎30歳。その目線は、遠く太平洋に注がれている。

野良時計(高知県安芸市土居)
1887年(明治20)、当時の庄屋畠中源馬[はたけなかげんま]が自宅の屋根に作った櫓[やぐら]時計で、安芸のシンボル。時計に興味をもった源馬は、独学で原理を学び、分銅[ふんどう]や歯車もすべて自作した。内部は見学できない。

最御崎寺(高知県室戸市室戸岬町4058-1)
807年(大同2)弘法大師の開基と伝わる古刹で、室戸岬頂上にある四国霊場第24番札所。俗に金剛頂寺を西寺と呼び、ここを東寺と呼ぶ。宝物殿には平安末期の作とされる仏像3体(重要文化財)と足利時代の作である3つ足丸盆1対(重要文化財)があるが、なかでも如意輪観音半跏像[にょいりんかんのんはんかぞう]は大理石でできた非常に珍しいもの。弘法大師自らが刻んだといわれる、ご本尊の虚空蔵菩薩[こくうぞうぼさつ]は秘仏。境内には空海の七不思議、鐘石[かねいし]と喰わずの芋がある。

御厨人窟・神明窟(高知県室戸市室戸岬町)
弘法大師が悟りを開いた2つの洞窟。向かって右が、三教指帰[さんごうしいき]の悟りを得たとされる神明窟。もう一方の寝起きしたとされる御厨人窟には、五社神社がある。ここから見える空と海に感銘を受け、自ら空海を名乗ったといわれる。

室戸青年大師像(高知県室戸市室戸岬町3903)
太平洋を望む室戸岬の高台に立つ大師像は、台座部分をあわせると高さ21mにもなる巨大な像。ここは19歳の弘法大師(空海)が、悟りを開いたとされる地で、台座には大師の一生を表したレリーフがある。台座内部には、八十八カ所各寺院の本尊を描いたステンドグラス胎蔵界曼陀羅[たいぞうかいまんだら]を展示するほか、木片に残された大師の手形も安置されている。大師像の背後に横たわる金色の涅槃像[ねはんぞう]も見逃せない。

室戸岬灯台(高知県室戸市室戸岬町)
1899年(明治32)の完成で、今も現役。紺碧の大海原を背景に立つ白亜の灯台は、ビューポイントとして人気だ。地上から灯台頭部までの高さ15.4m。直径2.6mのレンズは日本有数の大きさを誇り、光達距離は49kmにも及ぶ。通常は外観のみの見学だが、11月1日前後の土・日曜に行われる灯台まつり(土曜はライトアップなど夜祭のみ)には、内部を無料公開する。

内原野陶芸館(高知県安芸市川北乙1607-1)
内原野焼は、1829年(文政12)内原野周辺で良質の粘土が採れたことから、安芸城主五藤主計[しゅけい]の奨励で始まった。当初は徳利、すり鉢など日用品を中心に焼かれていたが、近年は鉢物や花器などが人気だ。そんな内原野焼を気軽に楽しめる体験工房がこの陶芸館。絵付け体験730円、手びねり2100円〜のほか、ろくろによる作陶体験5250円(焼成込み、送料別途。要予約)もできる。ガラス工芸体験(要予約)2300円〜も可。

馬路森林鉄道とインクライン(高知県安芸郡馬路村馬路)
かつて切り出した杉を運搬した、トロッコ鉄道とケーブルカー。馬路村ではコミュニティセンターうまじの前にこれらを観光用に復元し、人気を集めている。インクラインは水を動力とするケーブルカー。最大傾斜34度の急斜面をゆっくりと昇降する。約5分で到着する頂上からの眺めは絶景だ。

室戸のホエールウォッチング(高知県室戸市佐喜浜町)
室戸岬沖は、台風シーズンを除いて体長15mにもなるマッコウクジラなどに高い確率で出会えるポイント。ウォッチング船は室戸岬の北約20kmにある佐喜浜港から出航。状況に応じてクジラと併走したり、停船して観察を続けたあと、佐喜浜港に帰港する。クジラ以外にもイルカの群れに遭遇することも多い。所要約3〜4時間。

乱礁遊歩道(高知県室戸市室戸岬町)
室戸岬の海岸に沿って延びる、約2.6kmの散策道。太平洋の荒波で浸食された奇岩や岩礁が屹立し、ダイナミックな景観が堪能できる。入口付近には、タコの足のように気根が伸びる亜熱帯植物アコウの木(天然記念物)があり、弘法大師が灌頂の儀式を行ったとされる灌頂ケ浜や行水の池など、途中には大師ゆかりの史跡も点在。周辺では夏はハマユウ、秋にはハマアザミの花が楽しめる。

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